フードプロセッサー

これを使えば,タルト生地や,アメリカンパイ生地が感動的な速さと手軽さで出来てしまいます。教室で実際に使ってご紹介すると,今までフードプロセッサーをお料理に使っていた方は,お菓子作りにどんどん活用されるようになり,まだ持っていない方は絶対欲しくなってしまう道具です。丈夫なクイジナート社のものを愛用。

キッチンエイド

お菓子やパンを頻繁に作る方にお勧めしたい道具。メレンゲを泡立てたり,たくさんの生地を泡立てたり,こねたりするとき大活躍してくれます。少ない量なら,ハンドミキサーでも代用できます。

ハンドミキサー

中学生の頃に買ったのですが,今も活躍してくれます。安価で手にはいるので,お菓子作りを初めて始める方には是非,お薦めします。

泡立て器

お菓子作りにはなくてはならない道具。手に持ったときの感触が,しっくりくるモノを選びます。N.Y.のW.ソノマで買いました。細身のデザインが好き。

クリステルのお鍋

持ち手が取り外せて,入れ子式に収納できて,保温力も良く,デザインがシンプル!サイズも豊富。初めて揃えるのに理想的なお鍋だと思います。

イタリア製の片手鍋

キチネリアで見つけた最近お気に入りの片手鍋。リーズナブルで,底が厚く保温力がよいので,お料理にも最適。

W.ソノマの水切り

サラダだけでなく,苺などフルーツの水切りにも。このまま冷蔵庫に入れて保存できるのも便利。小さめのサイズがお薦め。購入して10年近くになりますが,ほとんど毎日使っています。

シルパット

パリのベルーエ・コンセイユという製菓学校で買いました。クッキーやシュー生地を焼くとき,繰り返し使えて洗えるので,便利で経済的。業務用で大きかったので,鉄板に合わせてカットして使っています。大阪の道具屋筋で売っています。

めん棒

一番下が,よくあるお菓子用の普通のめん棒。上の二つは,柘植の木で作られためん棒。大きくて重いのですが,密度が高くて丈夫で,生地が伸ばしやすく手放せません。パリの道具屋さんで購入。

プラスチック製の口金

絞ったクリームや生地の線が綺麗に出て,洗剤液に浸けて消毒しても,錆が出ず衛生的。残念ながら日本ではあまり見かけず,見つけてもお値段が高めなのでパリに行く度に買い足しています。

©akiko kita

 お気に入りの道具があれば,お菓子作りはうんと楽しくなります。特に実用的で洗練されたデザインのキッチン道具は,使えば使うほど愛おしく,手放せません。私の手元にあるお気に入りの道具をご紹介します

© akiko kita

大さじ&小さじ

いつ・何処で買ったのかすっかり忘れてしまったほど大昔に買ったのですが,やはりこれが一番使いやすい!そこが平らなので安定性があり,液体の量も量りやすいのです。教室でも隠れた人気で今でもデパートで見つかるようです。

シリコンの鍋つかみ

これはお土産でいただいたのですが,何でも300℃の温度に耐えられるのだとか。布製の鍋つかみでは対応できないとき,例えばアツアツの鉄板をすぐに水に浸けて冷やすときなどにも重宝。